チャーシュー、駅弁、ずっしりが273万食を突破
「食事のデスティネーションストア」の実現に向け、ミニストップが商品力の価値向上に挑んでいる。デスティネーションストアとは、来店したお客がその都度買い物をし、手ぶらで帰ることがない店のことだ。
コンビニ各社がコロナで苦戦する中、同社は今上期の既存店日販が前年比102%を達成。コロナ前の一昨年対比でも98%まで改善した。その原動力となったのが「やみつキッチン」シリーズだ。一度食べたらハマる、やみつきになる味をコンセプトに、第1弾の「チャーシュー弁当」を皮切りに、「駅弁風弁当」や「ずっしり極!」シリーズなど、続々と新商品を投入し、新機軸を打ち立てた。同社がバリューMDと呼ぶ、〝価値ある商品をお手頃価格で〟のこれらシリーズは、上期累計273万食を突破した。