ファミリーマートはスープ容器を見直し、石油系プラスチックの使用量を年間約39t削減すると発表した。
スープの容器をプラスチックと紙の一体化容器に変更し、ふたの材質・材厚を変更することで、石油系プラスチックを従来品より1食当たり約15%削減し、年間約39tの削減を見込む。容器は伊藤忠プラスチックスとアテナ工業が共同開発した。11月2日発売の商品から順次導入する。
ファミリーマートは2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、30年及び50年に向けた中長期目標を掲げている。プラスチック対策では、容器・包材に植物を原料にしたバイオプラスチックや再生ペットを配合するなど環境配慮型素材の使用を進めるとしており、素材の使用割合を2030年に60%、2050年に100%を目指すとしている。