2020年1月期の米国ウォルマートの店舗数は、サムズクラブを除いて4756店舗で、前年度から13店舗減少した。21年1月期は4743店舗となり、さらに13店舗減少している。にもかかわらず、売り上げは20年1月期で2.8%増、21年1月期では8.5%増といずれも成長しているのだ。

 標準化した店舗を多店舗展開して収益を拡大するチェーンストア理論では、店舗数を減らして売り上げを伸ばすことは考えられないが、ウォルマート以外にも店舗数をほとんど増やさずに成長している大手チェーンストアはある。

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