ワクチン不足に「酒類取引停止」強まる政府の迷走感

 収束の兆しが見通せない。7月12日、東京都に4度目の緊急事態宣言が発令された。都内の新規感染者数は14日に1149人を記録し、第4波で最も多かった5月8日の1121人を突破。その後も1000人超えが常態化しつつある。

 沖縄県に出ていた宣言と、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県の「まん延防止等重点措置」も延長に入った。期間はいずれも東京の宣言と同様、8月22日まで。北海道と愛知、京都、兵庫、福岡の各道府県への重点措置は7月11日で解除となったものの、東京五輪や、地方との行き来が盛んになる夏休みやお盆を控え、予断を許さない状況が続いている。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから