H2O食品グループは持ち株会社から事業会社間の調整役に

 エイチ・ツー・オーリテイリング(H2Oリテイリング)傘下の食品スーパー(SM)事業会社にとって、今年は大変革の年となる。3月に発表されたのは、グループ全体最適を目指すための調整機能の強化だ。具体的には、これまで阪急オアシス、イズミヤなどSM企業や食品製造会社の親会社であった中間持ち株会社エイチ・ツー・オー食品グループ(以下、食品グループ)が、子会社の株式をH2Oリテイリングに移管し中間持ち株会社としての機能を解消。代わりにSM事業、製造事業、宅配事業の3部門を新設し、さらにSM事業内に営業政策、商品、店舗の3機能を持たせ、事業会社を統括する組織として再スタートを切ったのだ。

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