手頃な価格でワインとチーズの体験機会も提供
シニア層だけでなく、若い世代の開拓に力を入れるヤオコーが、その取り組みを強化した店舗をオープンした。3月17日、埼玉県蕨市に開業したヤオコー蕨錦町店だ。JR埼京線戸田駅とJR京浜東北線蕨駅の中間地点に立地するショッピングモール「ビバモール蕨」の核テナントの1つとして出店したもの。ビバモール蕨は、昨年5月末で閉店したイトーヨーカドーの建物を改装したNSC。半径3km圏内に35万人が暮らし、商圏人口の年齢構成は30~59歳がボリュームゾーンで、とくに20歳代の割合が県全体の平均より高く、1km圏内は、単身世帯と2人世帯で過半数を占めている。そのため、蕨錦町店は、単身・2人世帯を中心とした若い世帯をメインターゲットに据え、手頃な価格と品揃えで「食べてみたい」、「作ってみたい」と思わせる店づくりに力を入れる。