インストアベーカリーを強化しファミリー層を狙う

 ベーカリー強化で差別化を図る。ヤオコーが4月27日開業した八千代緑が丘店(千葉県八千代市)は、東葉高速鉄道八千代緑が丘駅から徒歩16分の住宅地と田畑の入り交じる郊外に立地している。八千代市と船橋市の境に位置する同店は、八千代市の地区レベルの都市計画地域「地区計画地」に該当するため新興住宅が多く、1km圏内では30−40代の子育て世帯が多く住んでおり、人口、世帯数とも増加傾向にあるエリアだ。

 その分、競合も多い。駅北口そばには昨年オープンしたオーケー、駅から北に進みヤオコーへ向かう主要道路沿いの途中にはトライアルの大型店と、価格競争力の強い店舗が続く。一方、駅の南側には駅直結のショッピングセンター、イオンモールもある。

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