「倒産寸前だったあの大塚家具が、来期は6期ぶりの黒字化に現実味――」。2019年に家電量販のヤマダデンキを中核とするヤマダホールディングス(HD)の傘下に入った大塚家具の業績が急改善している。3月11日に発表した同社の21年4月期第3四半期決算(20年5月~21年1月)では売上高が199億円と前年同期間比約3%増と7年ぶりの増収を記録。営業損失こそ18億円だが、四半期の損失は4億円台となり「このまま行けば今期は赤字でも、来期は売上高330億円前後、営業黒字化が見えた」(アナリスト)との評価がもっぱらだ。

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