一時は最悪期を脱するかと思われたアパレル業界だが、ここへ来て苦境にあえぐ企業が増えてきた。

 東京のファッションの心臓部と言ってもいい原宿を歩くと、空き店舗だらけだ。大手不動産リサーチ会社の調査によると、明治通りとほぼ並行して走るキャットストリートの一部は約4分の1が空き店舗。インバウンド需要全盛時は拝み倒しても空きがないと言われた竹下通りも15%前後が空室だ。

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