コロナ下の投資抑制で上場以来中間期で初の営業黒字に

 巣ごもり需要による活発なCtoC取引の拡大から、メルカリの業績が好調だ。2021年6月期第2四半期決算(20年7−12月)は、連結売上高が前年同期比46.1%増の482億円と過去最高を更新。コロナの先行き不透明な事態を踏まえて投資を抑制してきたことから、営業利益は13億円と、18年6月の上場以来中間期で初めての黒字となった。

 上期の国内フリマアプリ事業は、流通総額が前年同期比30.7%増の3676億円と拡大したことを受け、売上高は前年同期比32.1%増の349億円、営業利益は62.1%増の107億円となった。第2四半期(10−12月)だけ見ても、流通総額は28%増、マンスリーアクティブユーザーは1802万人でこちらも17%増と2桁で伸びている。

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