3QのEC取扱高が3割増を達成

 楽天、アマゾンジャパンに続く国内EC第3位のZホールディングス(HD)は、積極的な投資でトップラインの引き上げを図り、上位2社を追い上げる戦略を展開している。

 2021年3月期第3四半期(Q)累計のコマース事業は、EC取扱高が2兆4103億円、前年同期比28.3%増となった。中でも牽引しているのがヤフーショッピング、ペイペイモール、ZOZOタウン、ロハコなどのショッピング事業で、取扱高は1兆943億円(同53.9%増)と1.5倍以上に拡大した。

 3Q(20年10−12月)だけ見ると、EC取扱高は、前年同期比33.0%増の9182億円、ショッピング事業高が同33.7%増の3947億円と拡大したほか、ヤフオクなどのリユース事業も同7.4%増の2192億円に伸長。とくにリユース事業は、18四半期ぶりに1桁台後半の伸びを実現した。

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