上質品を強化し酒類に最適なおつまみを提案

 新型コロナ感染拡大でコンビニへの来店客数が減っている中で買い上げ点数、客単価の増加は喫緊の課題だ。こうした状況下でセブンイレブンでは、「お家時間の充実」を方針に掲げ、コロナ前から進めてきた酒類を中心とした新レイアウトを推進。家での時間を楽しめる酒に合わせて、おつまみとなる上質な加工肉を集めたワンプレート提案を強化している。

 酒類を軸にしたおつまみの加工食品の商品群を2019年秋から広げてきました。酒類戦略はチルドケースに並んでいたチルド飲料をリーチインに移し、代わりに酒類をリーチインとチルドケース3本に売り場面積を拡大。このチルドケースに缶チューハイ(RTD)を集中展開し、棚下段には冷やしたワインや日本酒を集めた品揃えを拡充。チルドケースの酒類の隣には、チーズや加工肉、塩干物など、酒類と合うおつまみを集積しました。この酒売り場に特化した新レイアウト店を8000店舗目標に順次改装を進め、21年度までに導入可能な全ての店舗に拡大。酒を起点にした食品全体の提案で来店を誘因しています。

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