インタビューでじっくり話を伺うのは今回が二度目。初めての時と重なる内容もあるのだが、何か違うと感じるのは、永松社長が放つ自信であったようだ。二四時間問題に端を発し、最大手セブンイレブンは非難の集中砲火を浴びた。その最中に社長に就き一年有余。打つ手の手応えが着実に上がっていることを十分窺わせた。(インタビュアー・栗田晴彦)

一店舗のご利用で目的買いが増えた

――5月14日から緊急事態宣言が順次解除されました。オフィス街、観光地など外出自粛で打撃を受けた店舗の客足に変化は出ていますか。

 永松 そうですね。急には戻っていないんですが、週を追うごとに少しずつ回復しています。オフィス立地の店舗で言いますと、一番底だった時と比べて今週(6月第1週)は売り上げが半分ぐらいまで戻った感じです。

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