緊急事態宣言で消費が一段と冷え込んだ4月、大手コンビニ3社の力量の差がその実績に出た。セブンイレブンの4月の既存店売り上げは95%の前年割れ。同様にファミリーマートは85.2%、ローソン88.5%だった。3社いずれも水面下だが、セブンイレブンが1桁で踏みとどまったのに対し、残る大手2社は2桁に沈んだ。これを客数で見ると、ファミリーマートの苦戦が際立つ。前年同期比セブンイレブンが85.3%、ローソンは80.7%に対し、77.8%の落ち込みだ。

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