生地や具材にこだわった本格的な高級パンが市場を牽引。市場全体に活気を与えている。ファミリーマートではベーカリー品質の具材や製法をPBに取り入れ、パンの高質ニーズに対応。新たな取り組みでは長鮮度化や健康軸の商品開発で袋パンの強みを生かした品揃えを厚くしている。

 袋パンの市場は横ばいで当社も同様の動きとなっています。その一方で焼きたてパンを含めたパン市場全体は好調で、バラエティー豊かな高級パンを揃えるベーカリー専門店は増えている。コンビニの袋パンでも「甘い、大きい」などの単純な味や容量のニーズよりもパン生地や具材感にこだわった商品が求められるようになりました。

 そこで当社では2017年秋にシリーズ名がバラバラだった袋パンをPB「ファミマ・ベーカリー」に名称を統一。100円強と値頃な価格で、ベーカリー専門店の素材や製法などを取り入れたPBパンを110品まで揃えました。製造は全国の大手パンメーカー9社の工場に委託し、単品ごとにターゲットとなる客層の年代、性別を明確化して商品を開発。PB名のラベルの下には、菓子パンが赤色、惣菜パンが緑色、食パン・ロールパンを黄色の3色で表示し、それぞれを売り場でまとめ、お客様が目的の商品を探しやすいように陳列の工夫を凝らしました。さらにワンランク上の原料と製法にこだわり、通常品よりも数十円高い金色ラベルをあしらった付加価値品を6品前後開発しています。

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