平日はオフィスワーカー、休日は生活者のニーズに対応

 都市型小型店の展開で東京都心部へ攻め込むライフコーポレーション。コモレ四谷店はその最新形だ。2月26日にオープンした同店の面積はわずか250坪弱。しかし惣菜ではライフの最新MDをフル装備するなど、限られた面積でもニーズ対応を強化。特にオフィスワーカーと生活者、フードデザートに混在する二つの需要を取り込む狙いだ。

 出店先は、JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩1分の「コモレ四谷」の地下1階。同施設はオフィス、マンション、商業・公益施設などからなる複合モール。2月から順次商業テナントの開業、住宅への入居が始まっている。オフィス棟にはLINE、理研ビタミン、朝日生命などが入居予定。総勢約7000人のオフィスワーカーが勤務するほか、近隣には他にも多くのオフィスビルが林立。駅チカの事業所立地という特性は、2018年12月オープンのライフムスブ田町店とよく似ている。そのためコモレ四谷店も平日のメインターゲットをオフィスワーカーに設定。加えて至近の上智大学の学生も取り込んでいく考えだ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから