レストラン風のイートインが人気

 4月21日、神奈川県川崎市にオープンしたライフ溝口店は、2フロアで3000㎡を超える大型店だ。食品に加え、日用品や化粧品、住関連商品、下着などの実用衣料品も扱い、広域からの来店客が見込める。そのため、店舗の1キロ圏内は7割強が単身あるいは2人の少人数世帯だが、同店では、ファミリー客も含めた幅広い層を対象にした店づくりを進めている。

 とりわけ力を入れているのが、同社がテーマに掲げる「おいしい、ワクワク、ハッピー」のキーワードに基づいた取り組みで、その象徴がイートインコーナーだ。溝口店では、1階に16席、中2階に80席、2階の子どもの遊び場「キッズコーナー」の脇に6席と、100席を超える大型イートインを設置した。しかも、中2階は、階下を見下ろせる吹き抜けの2フロアで、こじゃれたレストランのような空間をつくった。また、1階ベーカリー脇のイートイン専用のレジ「ライフカフェ」では、ピザやスープ類のバイオーダーも導入し、作り立てを提供。こうした工夫はお客にも好評のようで、4月下旬に店舗を訪れた際は、平日の日中にもかかわらず、大勢の利用者の姿が見られた。

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