三越のお客を引き継ぐ高質スーパーを志向

 3980円の黒トリュフ、5800円の刺身の盛り合わせ、9800円の焼肉セット。高質スーパー顔負けの商品が並ぶのは4月15日、東京・恵比寿にオープンしたライフコーポレーションの「セントラルスクエア恵比寿ガーデンプレイス店」だ。昨年2月末で撤退した三越恵比寿店の建物をサッポロ不動産開発が「センタープラザ」として再開発。その地下2階の食品フロア「フーディーズ・ガーデン」に出店した。

 通常の店舗が普段使いのスーパーであるのに対し、セントラルスクエアは、高質な品揃えを充実させた広域集客型の店だが、恵比寿ガーデンプレイス店は、三越のお客だった層の利用を想定し、さらにワンランク上を志向。今回の出店に合わせ新たに調達・開発したプレミアム商品を投入したほか、従業員には航空会社の研修を受講させて接客力を磨くなど、ハイエンドな顧客ニーズへの対応力を強化した。

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