三〇〇坪の小型店でも標準店並みの惣菜を品揃え

 東京・市ヶ谷に12月3日オープンした「ライフ市谷薬王寺店」は、300坪という小型店ながら、ライフの最新MDを導入、都心の生活者のニーズを取り込み、年商21億円を狙う。

 同店は、都営大江戸線・牛込柳町駅から約300m、都営新宿線・曙橋駅から約600mにある賃貸マンションの一階にある。新宿区内、防衛省も徒歩圏という都市中心部の立地だが、店舗から1km圏内は約3万5300世帯、6万2200人が暮らしており、世帯数も増加傾向にある。世帯人数別構成比は、単身世帯が約6割、2人世帯が約2割と、少人数世帯が全体の8割を占める。また、年齢別人口構成比は、30代と40代がそれぞれ2割弱で、20~40代の割合が平均よりも高く、世帯所得700万円以上の割合が平均より高いことから、高所得の単身者や共働き世帯が多いと見られる。加えて周辺には、オフィスや大学などもあり、ランチニーズも見込まれる。

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