今回は3度の債務超過と8期連続赤字からのV字回復を2016年に達成し、アイケアとオムニチャネルを掲げて進化し続けているメガネスーパーを取り上げる。
メガネ業界は1980年代以降、個人眼鏡店から三城ホールディングス、メガネスーパー、メガネトップなどの大手チェーンへシフトし、2000年代に入ってからは仕入れ販売中心の大手チェーンからSPA(製造小売り)型のインターメスティック(Zoff)、オンデーズ、ジンズ(JINS)などが台頭、ファッション性や様々な機能性(パソコンのブルーライトカット、花粉症対策など)で購入者層は広がったものの、さらなる低価格路線が続いている。