米国のファストフードには、ハンバーガーチェーンとは別に「サブマリンサンドイッチ」(サブサンド)と呼ばれる、横長のパンを使ったサンドイッチチェーンの分野がある。日本でも有名なサブウェイがその筆頭だが、筆者がニューヨーク市内の日系企業のオフィスで働いていた頃、ハーバード大学を卒業した米国人の部下が「サブサンドは健康食だ」と熱弁していた。日本人の部下たちは「オーバーなことを言うな」と笑っていたが、米国人の部下はいたってまじめに「健康食」だと言い張った。
サブサンドはハンバーガーより野菜が多く摂取できるというのがその根拠だったが、日本人からするとサブサンドもファストフードの一つであることに変わりなく、「健康食」と表現するには無理がある、という意見が大勢だった。ついに「日米の溝」が埋まることはなかった。





















