ファミリー層の多い激戦地で生鮮を強化し棲み分け
駅前にタワーマンションが建ち並び、都心へのアクセスに優れることからファミリー層に人気の埼玉・武蔵浦和で、ヤオコーが自社競合も辞さずドミナントを強化している。7月28日にオープンしたロッテスクエア武蔵浦和店はJR武蔵浦和駅から徒歩8分の立地で、周辺は中・高層マンションが多い住宅街。近隣には保育施設や小学校、中学校が多く、1km圏内の居住者は30〜50歳代がボリュームゾーンだ。60歳以上の割合が埼玉県平均より低い一方、10歳未満は県平均より高く、ヤングミドルのファミリー世帯が多い。足元商圏は人口、世帯数ともに増加し続けている成長エリアだ。
それだけに競争も苛烈で、1km圏内の競合はマルエツやベルクスなど計8店舗。3kmまで広げるとGMSもあわせて50店舗が居並ぶ激戦地だ。ただ、一番の競合は直線距離で0.5kmの至近にあるヤオコー武蔵浦和店。2024年のオープン以降、駅前立地の特性を生かして夜もでき立てのデリカを充実させるなどの取り組みで、厚い支持を得ている。「ここまで近距離かつ商圏が一続きのケースはおそらくない。武蔵浦和店は年商が目標の26億円を上回り、30億円を超えている。ロッテスクエア武蔵浦和店がオープンしたことで10%ほど売り上げに影響があるとみているが、2店で連携し、さいたま市南区の中南部のシェアを確保したい。差別化として、こちらでは生鮮、特に青果と精肉に力を入れている」(広報)





















