不動産開発大手のヒューリックは7月28日、青果流通大手ファーマインドと資本業務提携を締結し、同社株式の約20%を取得して持分法適用関連会社化すると発表した。今回の提携はヒューリックの中長期経営計画(2026~36)で掲げる「不動産の商社化」の一環で、食・農分野への事業拡大を進める。
同社は16年からアグリ事業に参入し、山梨県でトマト、香川県と兵庫県でイチゴを生産するほか、ベトナムでは花卉の生産・販売を展開している。一方、ファーマインドは青果の生産・調達から海上輸送、追熟・加工、保管、陸上輸送、販売までを一貫して手掛け、全国13カ所の青果センターとコールドチェーン網を有する。
ファーマインドグループの25年12月期の連結売上高は1187億円で、国内に約1600チャネルの流通網を持つ。青果の取扱数は150種類以上、ブロッコリーの栽培面積は国内最大級(約690ha)。
両社は今後、青果流通プラットフォームの強化に加え、低温物流施設や加工拠点など物流不動産の共同開発、大規模農業生産モデルの確立を進め、食料の持続的な供給を目指すとしている。















