米国の投資ファンドであるカナメ・キャピタルが、カワチ薬品の株式保有割合を5.1%まで高めた。6月10日に提出された大量保有報告書によると、カナメ・キャピタルは4月7日から6月4日にかけて市場内でカワチ薬品の株式を追加取得した。
カナメ・キャピタルはカワチ薬品に対して、河内伸二社長と社外取締役の渡辺林治氏の解任要求ならびに取締役任期を2年から1年へ短縮するよう、株主提案を行っている。また、独立した戦略検討委員会の設置、DOE(株主資本配当率)5%へのコミットなども求めている。今回の「保有目的」では、今後も「配当方針の重要な変更」「増資・減資方針の重要な変更」などについて「追加的な提案を行う予定がある」としている。また、カワチ薬品の株価が割安と判断される水準にとどまる場合、今後3カ月以内に発行済み株式総数の5%超を追加取得する予定があることも示した。
カワチ薬品は6月11日に株主総会が予定されており、ファンドとの攻防の行方が注目される。
















