薬王堂は、同社の公式アプリに搭載している「肌診断」機能を刷新し、11月5日から提供を開始した。

 今回のリニューアルのポイントは、店頭で化粧品の接客に携わってきたスタッフ100名の知見をAI開発に盛り込んだ点だ。化粧品販売の現場で培われた「着眼点」と「伝わりやすい言葉」、「肌悩みに寄り添うアドバイス」をAIに反映、「店頭でのカウンセリングのように、やさしく、わかりやすく、実感のある診断結果を提供する」としている。

 また、従来の診断項目も見直し、新たに「しみ・しわ・乾燥・キメ・毛穴・くすみ・クマ・テカリ」の8項目で診断を実施するほか、肌の状態と手入れのポイントを解説する機能も追加した。さらに、診断結果画面に評価ボタンを設置し、ユーザーからのフィードバックも学習させていく。