東洋新薬は4月中旬、機能性表示食品分野で「日本初」を掲げた3件の届出を相次いで行った。頭皮の健康、睡眠の質、動体視力と、これまで訴求が限定的だった領域で新たな機能性表示を実現し、機能性素材開発力の高さを改めて示した。

 4月14日付で公開されたのは、同社の独自素材「フラバンジェノール®」の特徴成分である「松樹皮由来プロシアニジンB1及びB3」を関与成分素材とし、「頭皮の水分を逃がしにくくして潤いを保ち、頭皮の健康を守るのを助ける」旨を表示する機能性表示食品「フラバンタブレットSC2」だ。頭皮の健康を訴求する機能性表示食品は日本初で、頭皮ケアを“内側から”支える新たな提案となる。

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 同日にはまた、「ヤナギラン由来エノテインB」を機能性関与成分とし、「睡眠の質の低下が気になる方の夜中の中途覚醒時間を減らす」旨を表示した機能性表示食品「ヤナギランタブレットR」も公開された。ヤナギラン由来エノテインBはこれまで届出実績のない新規の機能性関与成分。これまで届出された成分と異なり、夜間に感じる尿意の頻度を減らすことにより、睡眠時間の確保に寄与することが期待できる。睡眠分野における新たな切り口として注目される。

 さらに4月16日には、緑茶由来成分「エピガロカテキンガレート(EGCG)」を関与成分とし、「動体視力(遠方から近づいてくるものをはっきり見る力)の維持に役立つ」旨を表示した機能性表示食品「EGCGタブレットV」が公開されたと発表した。動体視力を機能性表示に含む機能性表示食品は、これも日本初。同社は本届出をもとにODM/OEM提案を開始した。

 東洋新薬は、これら3件の「日本初」届出を通じて、健康課題の細分化・高度化が進む機能性表示食品市場において、新たな商品開発の可能性を広げていく考えだ。

(冒頭写真 ヤナギラン)