ローソンはKDDIと連携して、オフィス空間に合わせた新しい出店モデル「オフィスローソン」の事業化に向けた実証実験を4月7日オープンする「ローソンS KDDI多摩センタービル店」で開始する。

 同店は、おにぎりやお弁当などを並べる「米飯ユニット」やソフトドリンクなどを並べる「要冷商品ユニット」といった数種類のユニット(商品棚)を、事業所のニーズやスペースに合わせて自由に配置できる「ユニット型店舗」。従来よりも低コストかつ短期でオープンできる点が特長だ。

 店舗面積は約28.96㎡(8.75坪)。取り扱い商品数はおにぎりやドリンクなど約400品で、マチカフェのコーヒーも提供する。KDDIが開発した専用アプリ「オフィスローソンアプリ」で商品をスキャンすることで、決済できるレジレス店舗。

 「オフィスローソンアプリ」と社員IDを連携させ、社員向けの食事やドリンクの補助クーポンを配布することも可能で、企業が福利厚生の一環に活用することもできる。

 コロナ禍以降、多くの企業で出社回帰が進み、オフィスでのランチや買い物を効率よく行いたいというニーズが高まっていることから、事業所内にローソン店舗を設置することで、顧客の利便性と企業側の職場環境の向上につなげるのが狙い。

 今回のユニット型店舗以外にも、事業所内の遊休スペースやニーズに合わせたフォーマットを増やした上で2027年度中の事業化を目指し、設置拡大を図る構え。