「社名を10月にセカンドリテイリングに改め、世界一を目指す」――。「ユニクロ」を運営する日本最大の小売企業ファーストリテイリングと見間違えそうだが、そうではない(ファストリのファーストは「迅速な」の意味)。店舗型リユース首位でレンタルビデオなどを祖業とする、ゲオホールディングスの話だ。

 同社は1986年創業で今年が40年目の節目。2026年3月期の同社の売上高は4700億円(前期比9.9%増)と過去最高を計画するものの、営業利益は115億円(同2.2%増、過去最高は2012年3月期の183億円)にとどまる。一方で、創業来のレンタル業はわずか売上高の約6%で、すでに主力は08年にM&Aで掌中に収めた中古(リユース)ビジネスに移り、売り上げの約3分の2を占める。若年層を中心に「セカスト」の愛称で親しまれている主力の「セカンドストリート」は1036(国内906、海外130店、25年9月中間期)と1000店を突破している。ラテン語で「大地」を表すゲオは「欧米では『ジオ』と発音されることも多い。『中古世界一』を目指すためにも、セカンド=中古、リテイリング=小売り」という社名変更に踏み切る」(遠藤結蔵社長)というわけだ。

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