ファミリーマートが5年ぶりにトップ交代に踏み切った。細見研介社長(63、写真右)が2月末で退任し、新社長には親会社の伊藤忠商事の執行役員でファミマの取締役を兼務する小谷建夫氏(61、写真左)が就任する。ファミマは今期、過去最高業績更新の見通しで、バトンタッチの環境は整っていたかに見えるが「唐突感もある」(ライバルのローソン幹部)。しかし、年明けから交代劇を予兆させる出来事が相次いでいたのも事実だ。

 1月9日、都内のホテルで開かれた日本フランチャイズチェーン協会の賀詞交歓会。コンビニ、外食、フィットネスなど幅広い業界の首脳が会する宴会場に細見氏の姿もあった。交歓会のいつもの風景と言えば、トップの前に取引先幹部が新年の挨拶をしようと門前市をなすが、この日の細見氏周辺の行列は短く、乾杯後の懇談が始まっても列は自然と解消された。

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