ファミマはますますつまらないコンビニになるのでは――。

 国内コンビニ2位のファミリーマートが親会社の伊藤忠商事と「完全合体」することが決まった。伊藤忠はファミマに対し5800億円を投じTOB(株式公開買い付け)すると発表(期間は8月24日まで)。完全子会社化後、全国農業協同組合連合会と農林中央金庫に計4.9%譲渡するものの、ファミマは上場廃止となる。

「伊藤忠のネットワークも生かし、リアルとネットの融合をこれまで以上に進める」。ファミリーマートの澤田貴司社長はこう強調した。伊藤忠と従来のコンビニの枠組みを超えた、新たなサービスを創造するという。

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