イオングループの強みを生かしスピーディーに全国展開へ
フード&ドラッグが勢いを増す中、ウエルシアホールディングス(HD)は新業態「ドラッグ&フード」の全国展開へ向けて動き出している。呼称の頭に「ドラッグ」を持ってきている理由は、あくまでヘルス&ビューティーがメインであり、そこに日常使いの食品の品揃えを充実させることで、来店頻度の向上とワンストップ化を図る狙いがあるからだ。売り場の比率は食品4・非食品6が基本。食品の売上高構成比(酒含む)は全社平均の30%より10pt以上高い40~50%を目指す。
2025年8月に茨城県の稲敷釜井店(稲敷市)、つくば小茎店(つくば市)の2店舗を実験店としてリニューアルしたのを皮切りに、栃木県、埼玉県、新潟県でも食品強化型店舗をオープン。今期(26年2月期)中に東日本で9店舗を展開し、実績を見ながら来期以降さらに拡大していく計画だ。




















