カワチ薬品の2026年3月期中間決算は売上高1453億円(前年同期比1.4%減)、営業利益32億円(21.9%減)、経常利益38億円(16.2%減)、純利益24億円(9.5%減)の減収減益で着地した。
物価高騰が続く中、消費マインドの低下による買い控えなどに加え、競合各社の出店および小売各社の需要喚起策が増加したことなどから、売上高が計画を下回った。また、人件費や水道光熱費が増加したのものの販管費は計画を下回ったが、売上高未達による売上総利益額未達分を吸収しきれず、営業利益、経常利益ともに計画を下回った。
この状況を受けて、通期予想を下方修正。売上高2870億円(前回発表予想から50億円減)、営業利益60億円(18億円減)、経常利益70億円(17億円減)、純利益37億円(12億円減)を計画。増収増益の予想から一転、微減収2桁減益の苦しい決算となる見込みだ。















