米ナスダック上場の中国EC大手ジンドン(京東、JD.com)は8月16日、飲料ブランド「セブンフレッシュ・コーヒー」の第1号となる24時間営業の無人ロボットカフェ店舗を、北京のギャラクシー・ソーホーに開業したと発表した。開業時のデモンストレーションで、自動バリスタロボット(写真)が1時間に202杯のコーヒーを提供し、「ロボットバリスタによる1時間当たり最多提供杯数」としてギネス世界記録に認定された。
新店舗では、豆の挽き出しからエスプレッソの抽出、フレーバーの調合、カップへの充填まで、コーヒー調製の全工程を自動化した。通常運用時には1杯当たり30秒未満で提供が完了する。客はジンドンのアプリまたは店内のセルフサービス端末から注文でき、店内モニターで調製の様子を確認できるほか、濃さや甘さの好みに応じたカスタマイズにも対応する。24時間稼働により、深夜・早朝を含めていつでも利用できる点が特徴だ。
店舗の運営には、ジンドン独自のAIモデルと、提携するロボティクス企業の技術が組み合わされている。セブンフレッシュ・コーヒーは、フレーバー開発やレコメンド機能にもAIを活用しており、データに基づいて味の組み合わせを検証し、新しいレシピの開発や消費者の嗜好把握につなげているという。開業には地元の消費者に加え、海外からの見学者も訪れ、店舗からの24時間ライブ配信もオンライン上で話題を呼んだとしている。
















