三つの機能を一体化した新業態でリピーターを獲得

 福岡県を地盤とする新生堂薬局が独自のヘルスケアステーション構想の実現に向けて、その取り組みを深化させている。同社は「健康寿命の延伸と社会保障費の抑制に貢献する」をパーパスに掲げ、九州北部を中心に調剤薬局およびドラッグストアを139店舗展開。中でも力を入れているのが、テクノロジーとコミュニケーションを融合させることで生活者の健康を支える相談窓口としての機能だ。その先に同社は、調剤薬局やドラッグストアといった枠にとらわれない「地域一番のヘルスケアステーション」を目指している。

 2024年9月には、調剤薬局・健康相談や測定・レストランを一体化させたコンセプトストア「新生堂ヘルスケアステーション薬院」(福岡市中央区)をオープン。150坪の店内に三つの機能を集約した新業態を立ち上げた。同店マネジャーで管理栄養士の田中里枝氏(冒頭写真)は「処方箋がなくても立ち寄れる場所というのがヘルスケアステーション構想の考え方。薬院ではそれを具現化するための挑戦として、薬と生活習慣カウンセリングと食事を一気通貫でサポートできる場所をつくった。メインターゲットである女性の健康ケアに特化して展開している」と狙いを明かす。

西鉄天神大牟田線の薬院駅に直結するビル1階に店舗を構える

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