ハナマルキは、米国カリフォルニア州アナハイムで3月3日から開催された世界最大級の健康・オーガニック関連展示会「Natural Products Expo West 2026」に出展し、海外市場向け「液体塩こうじ」のリブランディングと有機認証の新モデルを発表した。

 ハナマルキは、日本の伝統発酵素材「麹(KOJI)」の価値と、独自技術で液体化した液体塩こうじの利便性を体験型展示で紹介。麹・塩こうじの基礎知識からプロの現場での実例までを提示し、商品力の高さをアピールした。

 従来の粒状塩こうじが抱えていた焦げ付きや計量・混合の難しさといった調理現場の課題に対し、独自の圧搾技術で液体化することで解決した開発背景をパネルと動画で紹介。この技術は、日本を含む世界5カ国で製造特許を取得している。

 また、会場ではグランシェフ秋山隆作が液体塩こうじを用いた試食を提供。サーモングリルや野菜グリルなどを通じ、肉を柔らかくする軟化効果、素材のうま味を引き出す増強効果、魚の臭みを抑える消臭効果の三つの機能を解説した。秋山シェフは、「試食してもらうと、”うま味がすごい”という反応が多く聞かれた」と語った。

 一方、刷新した海外向け商品パッケージも紹介された。家庭で試しやすい210mlの小容量タイプと有機認証モデルを初公開、米国のオーガニック食品市場への対応を強化する。液体塩こうじは米こうじ、塩、水のみを原料とするシンプルな発酵調味料で、ヴィーガン、グルテンフリー、アレルゲンフリーなど世界的な食品認証にも対応する。

 ハナマルキは今回の出展を機に、日本発の発酵調味料の国際市場での認知拡大を狙い、米国リテール市場への本格参入を進める考えだ。