アークランズは6月6日、ペット販売およびアフターサポート、動物病院の運営を行うペッツファーストホールディングス(HD)の完全子会社化を発表した。ペッツファーストHDの発行株式の100%を保有することとなり、連結子会社となった。
同社は、2月27日開催の取締役会において、ペッツファーストHDの株式取得を決議し、翌28日付で同社との間で株式譲渡契約を締結。その後、所定の各種手続きを経て、同日付で当該株式の取得を完了した。
同社はホームセンターにおけるペット事業において、「ゆりかごから墓場まで」をコンセプトに掲げ、専門性の高い商品の品揃えを展開するほか、動物病院やペットサロンなど、ペットに寄り添うサービスも充実させた「NICO PET」の店舗拡大に取り組んでいる。一方、ペッツファーストHDはペットの総合企業を目指し、104拠点のペット販売店及び動物病院等を展開している。
同社はペッツファーストHDの持つペット販売や透明性のあるサプライチェーン構築を実施してきたノウハウを活用して、ペット事業の競争優位性をより強固なものにし、約2兆円と推計される国内ペット市場のシェア拡大を実現していくとしている。