スーパーバリュー(SV)が4月14日発表した2023年2月期決算は、売上高677億9200万円(前期比6.0%減)、営業損失16億2400万円(前期8億300万円)、経常損失15億2600万円(同7億500万円)、当期純損失19億3700万円(同8億2900万円)となり、各利益段階で赤字が大幅に拡大した。

 前期は売上高と客数の回復を目的に、会員カード特典の即日値引きを22年2月期から引き続き展開してきたが、お客の反発もあり5月上旬に中止、クレジット決済も含めたポイント付与に変更した。また、停止していたチラシ販促を再開し、各種イベント販促も実施しながら顧客獲得に努めてきたものの、販売価格のコントロール不足やコロナ禍の行動制限の緩和、競争激化の影響に、即日値引き及びポイントアップキャンペーン販促拡大が減収につながった。

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