日本調剤は5月21日、笠井直人代表取締役社長が代表権のない取締役となり、新社長に小城和紀取締役が就く人事を発表した。同日開催の取締役会で決議した。6月25日開催予定の株主総会および取締役会で正式決定する。
小城新社長は1966年生まれの58歳。2008年に入社し、15年4月に財務部長に就任。同年6月に日本調剤およびメディカルリソースの取締役に就いた。21 年10月から長生堂製薬の代表取締役社長と日本ジェネリックの取締役(現任)を務め、今年5月に長生堂製薬社長を退き同社取締役に就いている。
日本調剤は今回の社長交代について「新たな経営体制の下で、経営基盤の一層の強化と企業価値のさらなる向上を目指す」としている。