セブンイレブン・ジャパンは4月30日、東京・四谷の本社ビルにて、インバウンド戦略発表会を開催した。24年の訪日客数過去最高を受け、人気のたまごサンドをはじめ訪日客の需要を意識した商品開発を進めていく。
全国のセブンイレブンでは、大阪や東京など都市部のほか、岐阜県など地方店舗でも訪日外国人が増えている。訪日客が使ったであろうクレジットカードやアリペイ、ウィチャットなどの決済サービスの利用状況を見ると、24年度は約2万1000店舗のうち、99%の店舗で利用されている。コロナ前の中国人観光客による爆買いは過去のこと。現在は、土産用ではなく旅行中に消費する食品など「日常使いの買われ方に変化している」(商品本部の鷲野博昭総括マネジャー、冒頭写真左)