セブン&アイ・ホールディングスが総合小売業からコンビニ、スーパー・専門店、金融の三つのグループに分かれます。理由はそれぞれの再成長のため。セブンイレブンはコンビニ専業となり、よりグローバルでの成長を加速させ、ヨーク・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂、ヨークベニマル、ロフト、赤ちゃん本舗らを要するスーパー・専門店組はベインキャピタルを大株主に迎え入れ、新しい成長戦略を描くことに。金融もセブン銀行への出資を持分法並みとすることで次の成長戦略プランを練ります。
ただそれぞれの岐路には試練も待ち構えています。コンビニは停滞する株価の中で、カナダの大手コンビニ競合チェーン、アリマンタシォン・クシュタールからの買収提案とどう向き合っていくか。この重要局面において、グローバル企業としての道筋をつけた井阪隆一社長の退任と、これまで社外取締役だったスティーブン・ヘイズ・デイカス氏の時期社長就任が決まりました。当面は5月の株主総会を切り抜けるかが焦点です。
一方のスーパー・専門店連合はイトーヨーカ堂を成長軌道に戻すための改革の総仕上げの年となります。福島県郡山市ではベニマルを各店舗に、ロフト、赤ちゃん本舗らがテナント出店したGMSタイプの「ヨークパーク」がオープンしました。この館の売り上げ動向もグループの今後の成長戦略に弾みをつけるものとなります。
それぞれの岐路に立つ、セブン&アイ・グループ各社の動きをまとめました。