方向性を決定づけたスピードウェイ社の買収
まさに解体的出直しだ。セブン&アイ・ホールディングス(HD)が、総合小売業から転換し、CVS(コンビニエンスストア)専業会社に移行する。スーパーストア(SST)事業、専門店事業などの計31社は中間持株会社ヨークHDの下、ベインキャピタル・パートナーズを新たな親会社として迎え入れる。金融事業は詳細が未定だが、セブン銀行の非連結化を進め、今期中に持株比率を40%未満に引き下げる計画。さらにCVS事業ではセブンイレブン・インクのIPO(新規上場)を26年度下期までに実施。そしてセブン&アイは今年5月の株主総会で、社名をセブンイレブン・コーポレーションに変更する予定だ。
「それぞれが成長を加速させるためのベストな経営体制に移行する」。セブン&アイHDの井阪隆一社長(冒頭写真左)はそう説明する。あえて言うならば、この状況はCVS事業のグローバル戦略を推進した結果がもたらしたと言える。