ワークマンは、#ワークマン女子を「Workman Colors」にブランドネームを変更する。これに伴い女子業態の1号店「コレットマーレ桜木町店」(冒頭写真)を3月7日、Workman Colorsに全面改装し、首都圏旗艦店としてオープンする。

 #ワークマン女子は、2020年に初出店した新業態。作業服のワークマンが、女性向け商品にも進出したと話題になり、店舗数も80近くまで増えた。しかし、”女子”という店名から、男性向け商品も扱ってはいても女性専用のイメージが強く、男性客が集客できず、地方では十分な売り上げが取れないという課題があった。そこで店名をColorsに変更し、男性や子どもなど幅広い層の取り込みを狙うことにした。

 女性向けやカジュアルを扱う店舗にはワークマンプラスもあるが、Colorsは、製品を専売化して既存店との違いを打ち出す方針で、専売製品比率を今年秋に6割、来年秋には8割に引き上げる予定。とくに「快適普段着シリーズ」の取り扱いを強化、同シリーズの男性向けは、Colorsの専売品とする。また、取り扱い製品の男女比を、女子業態の2対3から1対1に変更し、男性向け製品を充実させる。

 なお、営業中の女子店は順次Colorsに改装していく予定で、桜木町店に続き、イオンモール名取店(宮城県名取市)、ららぽーとEXPOCITY店(大阪府吹田市)もColorsに転換する。また、2月20日から11月までに地方のロードサイド店を中心に40店舗の新規出店も計画、7年半で400店舗まで拡大する計画だ。