単体業績は大手4社中3社が減益

 王者セブンに陰り。国内コンビニの24年度中間決算の最大のトピックは、業界首位のセブンイレブン・ジャパンが減収減益に沈み、大手4社で唯一日販マイナスの〝一人負け〟に陥ったことだろう。では、他の競合が調子を上げているかといえば、そうも言えないところがある。大手4社の単体業績で増収増益はローソンのみ。ファミリーマートは特別利益で最終利益は増えたが、本業の部分では減収減益。ミニストップもこの2年間黒字化していた営業利益が再び赤字に転落した。コンビニ業界全体が今、アフターコロナの正念場に差しかかっている。

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