ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の2024年6月期の売上高が、国内小売業5社目となる2兆円を突破、35期連続の増収営業増益を達成した。中計「ビジョナリー2025」で掲げた売上高2兆円、営業利益1200億円を1年間前倒し達成など破竹の快進撃が続く。
こうした好業績の中、安田隆夫創業会長兼最高顧問はメディアを含む外部への露出が急速に増えてきた。6月20日には「最強の遺言・運」(文春新書)、8月1日「進撃のドンキ」(日経BP)など、安田会長の経営に対する飽くなき挑戦やPPIHの快進撃の要因などが掲載された出版物を矢継ぎ早に発刊。8月16日には9年ぶりにアナリスト、主要メディア向けの決算説明会に登壇し、所信を述べた。