スギホールディングス(HD)は連結子会社化するI&H(阪神調剤グループ)の株式について、議決権ベースで66.72%(1164万3786株)を9月2日付で取得すると発表した。2月の発表時には、61.89%(1080万株)を8月30日付で取得するとしていた。取得価額は非公開。

 また、株式取得の相手先として、岩崎裕昭社長、岩崎友香氏、岩崎英毅氏に加えて、薩摩嘉則氏、松下修三氏、永田貞夫氏も対象であると発表した。

 スギHDはこれらの変更の理由として「I&Hの株主との間で本株式取得の実行に向けて協議を進めていたが、当社とI&Hの結びつきをより強固にし、本株式取得によるシナジー効果をより最大化することを目的として、一部の株主を株式取得の相手先に追加した。また、本株式取得の実行に向けた諸条件の調整等の状況から、株式譲渡実行日を変更した」と説明している。