日本調剤は、6月25日、三津原博元社長が代表取締役会長に就任すると発表した。同社によれば、「創業者であり、最高経営責任者としてそのリーダーシップを発揮し、創業以来掲げる『医薬分業』を推し進めるなど経営全般に関する知見を有しており、日本調剤グループの体制強化を図るため」としている。

 三津原博氏は、1948年生まれの76歳。同社の創業者として2019年まで社長を務め、長男の庸介氏がその跡を引き継いでいたが、今年4月30日開催の取締役会で、庸介氏が病気を理由に社長を退任し、笠井直人常務が社長に昇格。さらに、博氏が取締役に復帰していた。