ベルクは6月から、MUSEが開発したストアロボット「Armo(アルモ)」(冒頭)の稼働を埼玉県の和光西大和店及び北坂戸店で開始した

 アルモの最大の特徴は、店舗内で複数の拡張ユニットに接続し、マルチユースで活用できるということ。

 日々の業務で必要な品出しや売り場管理、顧客対応といったそれぞれのユースケースに対応するほか、商品棚を中心とした売り場の情報をデータベース化し解析するなど、幅広いマーケティング活動にも活用できる。

 MUSEは、VC、事業会社及び金融機関11社より総額5.7億円の資金を調達。本調達資金を活用し、アルモのサービス展開を加速する考え。ベルクを皮切りに、コンパクトで低コストなアルモの利用が今後広がりそうだ。