稚内での大手との競合で得た貴重な教訓

 北海道のコンビニの雄セコマと大手ローソンの一騎打ち。そんな光景が北海道の稚内市内で見られた。稚内は高齢化、過疎化が進み気候条件も厳しい。元々はセコマが展開するセイコーマートしかなかったが、そこにローソンが2023年8月進出。同時期に3店オープンし、今は4店に増えている。セイコーマートはどんなダメージを受けたのか。赤尾洋昭セコマ社長は、「タバコやビールの売り上げは減ったが、当社のオリジナル商品への影響はほとんどなかった」と明かす。

 典型的な事例が、1994年に始めたセコマ名物の店内調理「ホットシェフ」。1日10万円以上売る店も多数出ているが、競合の影響は皆無。オリジナルの惣菜、牛乳、ドリンク、菓子、インスタントラーメンなども同様。「同じものを売っていれば、その商品の売り上げは減る。しかし、オリジナル商品は落ちない。そこをより強化していく」は、赤尾社長が稚内で得た教訓だ。

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