専門の開発部隊が1年後のトレンドを追いかける
コンビニが強みとする「新しさの提供」。その領域でヒット商品の精度を高める取り組みにローソンが挑んでいる。藤井均常務執行役員商品本部長が「商品開発の型」と呼ぶ、定番商品とチャレンジ商品の2軸による商品開発だ。
チャレンジ商品とは未来につながる新コンセプトを元に開発された商品のこと。開発前には幅広い世代のお客にインタビューを実施し、そのコンセプトに需要があるかを確認、その上で商品化を決める。これによりヒットの打率を上げ、さらにその商品が売れ続ければ晴れて定番商品の仲間入りを果たし、定番商品が売れる商品の塊になっていくというストーリーだ。