米ディスカウントストアのターゲットが、2019年10月から始めたロイヤルティプログラム「ターゲットサークル」を刷新した。

 4月7日から、会員はチェックアウト時に自動的に適用されるお得な情報にアクセスできるようになる。店頭では、会計時またはセルフチェックアウトスクリーンのキーパッドに携帯電話番号を入力する。オンラインでは、ターゲット・ドットコムのアカウントまたはアプリにサインインすれば、チェックアウト時に顧客ごとにカスタマイズされたお得な情報を確認できる。

 会員カードにクレジットカードやデビッドカードの機能を組み合わせた「ターゲット・レッド・カード」(入会無料)は4月7日から「ターゲットサークル・カード」に生まれ変わる。ターゲットサークルのボーナス割引に加えて、さらに5%割引が適用され、無料返品の期限も30日間延長される。

 カード会員が加入できる、新しい有料メンバーシップ「ターゲットサークル360」も始まる。年会費99ドルだが、5月18日までの新規加入は同49ドルに割引されている。最短1時間の当日配送サービスに加えて、さらに2日以内の配送が無料サービスとなる。

 ターゲットのキャラ・シルベスター副社長兼チーフ・ゲスト・エクスペリエンス・オフィサー(CGEO)は、「新しいターゲットサークル体験は、お客様がどのような方法で買い物をしようと、より多くの価値と手軽さを提供するために、ゲストとともに柔軟に成長するように設計されている」としている。